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FD グリップ(異形鉄筋の機械式継手) FD Grip
FDグリップ
作業は極めて簡単。
接続ボトルを合わせ、締め付け、規定トルクを導入するだけ。
土木用、建築用の異形鉄筋の機械継手として、多くの現場でFDグリップは利用されています
これまでに、様々な場面で”機械継手ならFDグリップ”との指名をいただいてきたのは、コスト面、強度面、施工性など、あらゆる面から判断して総合的に大きなメリットを有しているからです。
FDグリップ継手は、接合する鉄筋の両端部にあらかじめ工場において、「めねじ」加工の施してあるスリーブ(鋼管)を、専用スウェージ型圧着機で冷間圧着加工し、現場において対抗するスリーブのめねじどおしを高強度の接続ボルトで接合する工法です。経済性、作業性などに優れた特性を有することから、土木建築の大型プロジェクトに利用されています。
施工にベテラン作業員を必要としないFDグリップは、今後ますます活躍の舞台を広げていくでしょう。
FDグリップは、
強度などの信頼性はもちろん、
経済性においても優れています。
FDグリップ継手は鉄筋母材以上の強度を有しており、200万回の疲労試験、低温試験など、実験の結果でも優れた性能を有することが確認されています。
しかもスリーブの圧着加工は工場で行い、現場では接合ボルトで接合し締め付けた後、規定トルクを導入するだけで作業は極めて簡単です。
狭い場所、過密配筋、高所作業なども容易に対応できます。勿論天候に左右されることもありません。
FDグリップ継手は現場での作業の省力化、能率化を実現し、さらに接続器具も簡単なもので経済性を飛躍的に高める事が可能です。
FDグリップの鉄筋端部のスリーブは工場で圧着し、ねじ部に防錆油を塗布してポリキャップを取付、現場に搬入します。現場では、接合と所定の締め付けトルクの導入をするだけで、管理が容易です。
FDグリップ継手は、JISに規定されたD13〜D51まで、幅広い鉄筋に対応します。
FDグリップは構造上
特に以下のような現場で、
特長をあますところなく発揮します。
中でも、次のような個所に使用した場合は、特に効果的です。
● 連続地中壁などからの梁主筋・スラブ筋などの後施工
● 道路床版の改修工事など、反復施工の打ち継目での鉄筋接合工事
● 将来建物などの増設予定部位の鉄筋接合用
● 外部用金物(階段など)の取付インサート等